当院では、耳ツボダイエットにサプリメントを使用しません。
その理由は、
1、学会の肥満症治療のガイドラインに基いた考え
肥満学会の指導基準には『1日総摂取エネルギー量が1000〜1800kcalの場合、栄養素のバランスの確保は容易である。』(表1参)とされており、1000kcal未満の食事になる場合には別途フォーミュラー食を摂取すべきであるとされています。
当院の耳ツボダイエットは、1日総摂取エネルギー量が1000kcalを割る食事制限はしません。
つまり、栄養素の不足は起きにくい事になります。
※注:摂取栄養素量の設定基準は守った食生活を取る事。
肥満症治療食の栄養素設定
(炭水化物60%・脂肪20%〜25%・タンパク質15%〜20%が適当な配分とみなします。) |
1、タンパク質(最も注意):
標準体重×1.0〜1.2g/日。
一日必要タンパク質量と、動物性タンパク質比45%〜50%が確保されている。 |
2、脂質:
20g/日以上。必須脂肪酸の確保。
タンパク質を必要量確保すれば、同時に脂肪を15g/日程度摂取できるので、
必須脂肪酸の欠乏はない。 |
3、糖質:
100g/日以上。食事を1日1000kcal以上摂取した場合、不足は、まずない。 |
4、ビタミン,ミネラルの必要量確保:
1日1000kcal未満の食事を2週間続ける場合必要。
この場合“副作用の出現が多いので、専門医の管理下で入院する事”が原則になる。
(表2参) |
| 表1 |
肥満症治療食 |
超低エネルギー食 |
| 総エネルギー量 |
1000kcal〜1800kcal |
600kcal以下 |
| 長期治療 |
可能 |
困難(2週間,最長3ヶ月) |
| 治療方法 |
外来 |
入院 |
栄養素の
バランスの確保 |
容易 |
困難
(タンパク質・ビタミン・ミネラルの補充。
および水分が必要) |
| 副作用 |
なし |
あり |
| リバウンド |
+ |
+++ |
| 表2 |
600kcal以下の超低エネルギー食の副作用 |
| 1、全身 |
易疲労、耐寒性低下、皮膚乾燥、脱毛、脱水 |
| 2、神経系 |
頭痛、集中力低下、うつ状態 |
| 3、循環器系 |
起立性低血圧、不整脈 |
| 4、消化器系 |
悪心、嘔吐、便秘、下痢、腹痛 |
| 5、泌尿器系 |
高尿酸血漿、尿酸腎結石 |
| 6、生殖器系 |
月経不順、性欲低下 |
| 7、突然死 |
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これらが日本肥満学会のガイドラインにそった考え方です。
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