いま話題の、略してSASというこの症候群は、睡眠が浅くなり疲労が抜けず、放置すると高血圧や脳卒中のリスクが増します。
肥満が原因といわれていますが、日本人は肥満でなくても、無呼吸症の方が多くみられます。これは欧米人に比べ、気道が狭いからだといわれています。治療は、手術です。
しかしその前に、身体全体の力を高めて呼吸力を強くし、首の筋肉を緩めてあげることで、症状を改善することができます。
呼吸力を上げるため、かんわどう指圧で身体全体の「氣」を整えます。東洋医学はツボによる、氣エネルギーの調整医学です。ツボとツボを結ぶ経絡というラインの中を「氣」という目に見えないエネルギーが流れ、生命現象が起こっているという立場をとっています。
この「氣」の状態が悪くなると、「病氣」になります。回復して元に戻ると、「元氣」になります。その「氣」を整えてあげれば、当然、呼吸の力も強くなるわけです。
また、首の筋肉が緊張して硬くなっていると、そこを通っている副交感神経も硬くなります。副交感神経は、気道を収縮させますが、硬くなると狭くなったままになります。昼間は交感神経が盛んに働き、気道も緩んでいますが、夜間になると交感神経の働きが弱り、狭くなったままの気道に戻ってしまい、呼吸を妨げます。
そこで自律神経のバランス異常をチェックし、乱れがあれば、遠絡療法で自律神経を整え、交感神経と副交感神経のバランスを取り戻し、楽に呼吸ができるようにします。
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